【哲学】生きる意味とはなんなのか？
どうも、KENTです！
全ての人間が当たるであろう…いやそれは言い過ぎですが、多くの人が思うであろうこの問題。
人の生きる意味とはなんなのか？
僕の個人的な考えですが、人の生きる意味とは
無いと思います。
語弊を生むといけないので、そう思う理由を書きます。
これは決して人生を冒涜するものや死を讃歌するものではありません。
水槽の脳っていう考え方を知っているでしょうか？
水槽の中に脳があって、そこに電波か何かで脳を操作すると、その脳が意識を持つ、という考え方。
つまり、その脳が現実を作っているだけであって、そもそも今自分たちが思っていることや考えていること、見えていることは実際には存在していないという考え方です。
たまーに思います。
今どこかの別の世界で違う自分が寝ていて、その寝ている自分が夢を見ているだけなんじゃ無いのか？って。
いや多分そんなことはあり得ないんでしょうが、そのあり得ないを証明することができないんです。
人は生きているからこそ自我を持っているが故に、万物に意味を持たそうとします。
高校の時、国語の教師が「意味のないものなんて無い。」と言っていましたが、なんか違和感が残っていたのを覚えています。
意味っていうのは私たちが生きていて自我を持っているから、意味を持とうとしているだけだと。
そもそもこの地球に意味なんて無いと思うんです。
科学が正しければ、この地球の外に宇宙があって、人知を超えるほど広大な世界が広がっているわけですが、その中の地球の70億の人類がどれだけ頑張ろうとの宇宙の構造自体は変えられません。（可能性が無いわけではないですが。）
もし、明日地球に隕石が当たったりして、人類が滅びたとします。そしたら今までの人の歴史はなんだったのでしょうか？その歴史を証明できる人がいなかった場合、人類はそもそも存在しなかったも同義だと思うんです。
つまり人が存在し得ない世界があるという可能性が存在する時点で、人は存在しないという世界が並行的に存在すると考えてます。
この考えが生きる意味がないという考えに繋がるというのは僕の考えが偏っているだけかもしれませんが、もっと小さく考えると、人は死ぬことから避けられないが故に生きる意味は全体的に考えると無いと思うんです。
人が死んだ時にその人が生きた証はどこに存在するのでしょうか？
子孫を作ったり、大きな功績を残したり、人々の記憶に残ったり、そういった証は残せると思います。
ですが、それも全て人類単位の話ですよね。
じゃあ人類が存在しなくなったらどうなるんだと。
その可能性があるということは、一人一人の生きる意味が存在してると同時に存在してないと思うんです。
なので単純な方を取って、生きる意味は無い。
そう思っています。
それに、個人的な面で言うと、自分自身は自分でしか認識できないですよね。
人から見られて、あそこにあいつがいるって言うことは確認できるかもしれませんが、自分の考えは自分だけのものです。
最初の水槽の脳みたいに、もし周りに人がいても自分が本当は一人しか存在しないのであれば、私がいなくなった時本当に自分が生きる意味は無いと思うんです。
まあ生きる意味を探すことが生きる意味なのであれば別ですが。
こう言うような考えで僕は生きる意味は無いと思っています。
ここまで否定的な感じの話をしましたが、
僕はこの考え方を持ってから人生が楽しくなりました。
楽しくなったは言い過ぎかもしれませんが、こういった死に対する考え方を持つことによって、生に対するありがたみを感じています。
生きる意味がないと思うことで、今生きていることがものすごく楽しく思えるんです。
生きているだけでやろうと思えばなんでもできるじゃないですか。
生んでくれて本当にありがとう。そして、ありがとうと思えることに、本当にありがとう。みたいな笑
人生生きてるだけで丸儲けです。
目標が多い自分、やりたいこともいろいろあります。でもそういった中で進んでいるといつか何のためにやってるのかわからなくなる。
そういった中で生きる意味を持とうとしてました。
でも、生きる意味は無いんだって思った瞬間、なんでも挑戦できる今に感謝したんです。
生きる意味がないからこそ、意味を自分で見いだすことができたような気がします。
大学で哲学や仏教思想、文学を学んでいる度にこんなことを思っていたので、今少し自分の中でまとめてみました。
これ矛盾してね…？ってことやあべこべになっているかもしれませんが、僕の考えは今のところこんな感じです。
全然関係ないですが「ニーチェの馬」と言う映画を見てこの考えが浮かびました笑
こういうの考えるの結構楽しいので、もっといろいろ勉強したいと思います！
ここまで読んでいただき、ありがとうございます！
