【富士登山】登山初心者が夏の富士山に登ってきました。
どうも、KENTです!
今月(8月5日)友達と一緒に富士山に登ってきました。
私は近所の弥彦山と角田山しか登ったことがありませんが、日本一という響きだけで富士山に登りに行きました。
登山開始までの手順やそこで思ったことなどをザックリ紹介したいと思います。
登山を開始するまでの計画。
富士登山には4つのルートがあります。
富士宮ルート、吉田ルート、須走ルート、御殿場ルート。
富士宮と吉田はポピュラーな方、須走はまあまあで御殿場は一番時間がかかって難易度が高いルートだそう。
今回選んだのは須走ルート。選んだ理由は、あまり人気ルートでないので人が少ないということと、砂走に興味があったから。結果的には正解でした。
登山の時間帯は朝に登山を開始し、日の入前に麓に降りるという感じ。
日の出を拝みたいという気持ちもありましたが、費用が多くかかるということと、装備もしっかりしないといけないので今回は選択から外しました。
装備について。
富士登山にあたって大事なのは装備。特に私は初心者なので装備についてはあまり知りません。ただ、富士山は独峰なので、登るだけで高度な技術などは必要ありません。夏の日中登山であれば、あまり装備についての心配はいらないかと思います。実際ワイシャツをインして登っている外国の方もいました。
着用していたものとしては、
- ノースフェイスのTシャツ
- ミズノのロングスパッツ
- クロームのフォルサムショーツ
- ダナーのダナーライト
- スノーピークのコットンハット
- ユニクロのスポーツサングラス
- アークテリクスのベータLTハイブリットジャケット
持って行ったものとしては、
こんな感じの装備。バックパックはもっとしっかりしたものを使いたかったのですが、予算が無くて泣く泣く普通のバックパックで行きました。
ほかの登山客を見ると、慣れてる方はかなり小さなバックパックを使っていたので、正直水さえあればなんとかなるんでしょう。
登山実行。
新潟から高速で埼玉の友達の家へ。友達を拾い、御殿場市へ。
御殿場市に到着し、明日はいよいよ登山。前日はノリでテントで一泊。ごてんば市温泉会館でお風呂に入りましたが、御殿場市の夜景と富士山を一望できる浴槽。めっちゃきれい。
ちなみに友達はテントで寝れなかったそうです。(後述しますが、絶対にしっかり寝て行ってください。)
夏の時期は五合目までの道がマイカー規制がかかり、車では行けないので、御殿場駅から出ているバスに乗車。往復で2000円ほど。
五合目に到着したら、売店のおばちゃんがしいたけ茶をくれます。結構おいしい。
そして登山開始。登山道の入り口に富士山保全協力のための料金所がありますが、支払いは自由。1000円払うとバッジがもらえます。とりあえず記念にバッジをもらいました。
(須走口五合目の入り口)
最初は森の中を歩いていきます。
こんな感じ。ふつーの登山。
しばらく登ると視界が開けてきます。森林限界ってやつなんでしょうか。
青空が見えるとテンションが上がる。でもこの日は生憎雲が多かった。いやまあこんなもんなのかもしれないけど。
そんな道をひたすら登ります。ただただ登る。足を前に出すだけなので簡単ですが、まあ単調。雲に包まれ景色も楽しめないので、ひたすら頂上に向けて足を動かします。
そんなこんなで富士山に登頂成功。
(頂上はまあまあ晴れてた。)
僕らが登った方の頂上は曇りが結構ひどかったので、富士宮ルートの方の頂上まで移動していい風景を撮りに。
すばらしい景色。これだけで満足です。
数枚写真を撮って下山します。
須走ルートと御殿場ルートの下山道は砂走という特徴的な下山道になっています。
御殿場の方は「大砂走」と言われていますが、須走の方はただの「砂走」。正直走るもんじゃない。勾配も結構急なので、足首を痛める前に慎重に行くのが吉。
とういうか道によっては岩があって走ると危ないです。
行かないとわからないことですが、砂走を下山している際の砂の量がハンパない。靴の中にドバドバ砂が入ってきます。
私はブーツなのでまだよかったですが、友達はスニーカーだったので靴がおじゃんに。
ほかの方は足首を覆うビニールの布みたいのを付けていたので、中に砂が入らないためにそういった装備を買った方がいいと思います。
五合目まで戻り、バスで下山し大体夜の7時頃だったと思います。
掛かった時間は登りで約6時間、下山で約3時間くらい。(バスの時間は抜いてます。)
概ね目安と同じくらいのペースでした。
水を3.5リットル持っていきましたが、日があまりあたらないということもあって2リットルくらいしか飲みませんでした。
友達の高山病。
ここまで順調に富士登山を終えたように見えますが、僕と一緒に登った友達は登山中に高山病になりました。登頂はしましたが、登ってる際は頭が痛く、高山病の予兆があったそう。一番の原因は寝不足だと思います。しっかり休んでから登山をしてください。
車に戻って早く友達を宿まで送りたかったのですが、私の凡ミスで車のバッテリーが上がっているという事態…
JAFを呼び、申し訳ないが、友達には歩いて行って貰いました。(本当に申し訳ない)
という感じで登山を終えた二人ですが、感想としては「一回登ればいいな。」という感じ。もし次に登るときは星空か日の出を拝む時かな。
最後に。
トラブルもいくつかありましたが、初心者でも夏の日中登山ならそこまで難易度は高くありません。
もちろん標高は高く、なめてかかると自分はおろか、周りに迷惑をかけることにもつながるので、準備はきちんとしていきましょう。(自分が言えたことではない。)
でもやはり何かを成し遂げることは本当にうれしいですね!
この記事を見て富士山に登る方がいれば幸いです!
さあみんなもレッツ富士山!